「党紀の保持について」という文書は、告示前に、自民党東京都連が各所に送ったとされます。事実上、増田寛也氏を応援し、小池百合子氏を応援してはダメよ、という事・・・
なんですが、これでピタッと小池さんへの応援が自民党内で止まったらかえって怖いです。自民党の都連のやったことですが、自民党のイメージを悪くして、安倍首相にとってむしろ汚点にならないかという危惧も・・・。
これはちょっと怖いな
自民党東京都連が送付した「党紀の保持について」と題した文書 https://t.co/qj6raZTzO3 pic.twitter.com/CRBG06cOm5
— 土持寿幸 (@T_tsuchimochi) 2016年7月13日
(写真は見たとおり、ツイッターからの借用)
仮に小池百合子さんを自民党が早々に除名したら、小池氏がジャンヌダルク的存在になってかえって不利だから、自民党はしないと言われてきました。しかし、この「党紀の保持について」文書は、猪瀬氏も北朝鮮でないのだから、と呟いたというように、かえって時代錯誤的な印象を残しかねないでしょう。
元総務相の増田寛也氏(64)の推薦を決めた党都連は告示前、「非推薦の候補を応援した場合は、親族を含めて処分する」との文書を関係各所に送付。この “反逆者は一族郎党罰する”との通知に、党内から反発の動きが出ている。小池氏の地元・練馬、豊島両区の区議は完全に“シカト状態”で、区議バッジを胸に 着けたまま小池氏をサポートしている。(スポニチアネックス より)
上記の文書は、石原伸晃氏と内田茂氏等の名前で出されています。内田氏のことは知らないけれど、石原さん、大丈夫かなイメージダウンではないかと、感じてしまいました。
文書について、応援できないのは都連所属の議員本人や家族であり、秘書は別だという解釈もあるとか・・。よく分かりませんが、都連に属していない、地方選出の国会議員が小池さんを応援するというのは、ありなのでしょうか?
わざわざ睨まれる行為をする議員がいるか不明ですけれど。しかし、もし小池氏が都知事選で当選したら、敵視されないよう構えてしまうというのも人間の心理なので、適度に小池氏がわにラブコールを送らないとも限らない?? ・・どうでしょう。
都知事選は7月18日現在、3人が混戦と言われています。小池百合子さんがリードしているという調査もありました。しかしまだ10日以上あるのですから、なんとも行方は見えていません。
そんなことよりしっかり政策を論議してほしい、というのが正論かもしれません。
追記:当記事は2016年の都知事選直前のものです。