都知事選で東国原英夫さんが、鳥越俊太郎氏が当確(当選確実)であるという予測を出していて、驚きました。
結論としてはこんな数字になるそうです。あくまでも予想ですが。
東国原氏の票読みによると、鳥越俊太郎氏が210万票。増田寛也氏が170万票。小池百合子氏が120万票となる。
(週プレNewS 7月16日より)
この記事に目が行ったのは、素人の一市民とはいえ自民党(与党?)が分裂選挙になってしまった時点で、対抗馬に強い候補者が出たら自民側に危ない選挙ではないかと思っていたので、そう考える人は多いと思われるからです。
上記の記事から東国原英夫氏の数字の根拠は次のように解説されています。
鳥越俊太郎氏・・150(野党分)+60(浮動票分)=210
増田寛也氏・・・140(自公分)+30(浮動票分)=170
小池百合子氏・・ 60(自公分)+ 60(浮動票分)=120
(浮動票分の数値は、記事内容からこちらで逆算しました)
数字根拠の詳細は以下のようになります。野党分、自公分というのは、東京都の有権者1000万人のうち投票率を58%と予想して、およそ500万票とするとのこと。
500万票に対して、自公で200万票、野党で150万票、浮動票150万票。浮動票のうち、知名度などで3氏の浮動票の割りあてについて、東国原英夫氏は上記のように鳥越氏と小池氏を60ずつに分け、知名度から増田氏を30と、少なめに配分しています。
また自公の200に対して、7対3くらいの率で増田氏有利との配分だそうです。
繰り返しますが、これはあくまでも予想であり7月16日時点での話です。個人的な希望や見解はまったくありませんが「東国原英夫氏の予想」ということでニフティーのニュースから見ました。
少し引いて考えると予想というのは誰にでも自由ですし、信憑性は不明です。ただ選挙に出て知事も経験してきた東国原氏の話なので、相応に参考になる気がしました。
東国原英夫、鳥越俊太郎に怒り「鳥越氏は『ヨレヨレ』『ヨロヨロ』」「『貴方は、宮崎で終わった』と酷評されたことは忘れていない」 https://t.co/j8viVqia5X
— hikazu (@Hikazu13) 2016年7月15日
ちなみに東さんは、鳥越さんを支援しているわけではなさそうで、鳥越さんから「貴方は、宮崎で終わった」と言われたことを忘れないというコメントもありました。
後出しじゃんけん有利と度々言われてきた東京都都知事選・・今回は望んでいなくても、結果的に少々劇場型といえるでしょうか。もし、この予想通りになったら、自民党は分裂している場合でなかったと批判を浴びそうです。
増田氏の陣営では、組織票的な意味で手堅いと分析する見方もあるようです。別の見方をするなら、増田氏が有利で、次を鳥越氏と小池氏で浮動票を奪い合うという構図かもしれません。
追記:当記事は2016年の都知事選直前のものです。