檀ふみさんはいま、朝ドラの『とと姉ちゃん』で語りを担当、自然体のナレーションが毎朝流れます。檀れいさんは、最近、金麦のコマーシャルのイメージが強いようですが、もちろん宝塚でトップ娘役などを務めた大女優です。
たまたま同じ「檀」さんなので、関係は? と思いますが、結論として二人にまったく血縁関係はありません。
・檀ふみ・・・父:檀一雄(作家)、兄:檀太郎(エッセイスト)
・檀れい・・・旧姓山崎まゆみ、現在及川まゆみ、夫は及川光博
本名と芸名の違いといえば、シンプルなことですが、檀ふみさんは父親の作品である『火宅の人』の映画で、主人公の母親役を演じました。檀一雄さんと開業医の娘だった妻:律子さんとの間に生まれたのが兄の檀太郎さんで、その後、後妻に入られたヨソ子さんとの間に生まれたのが檀ふみさん。なんと1954年生まれなんですね。若い!
一方で、檀れいさんは高校卒業後に芸能界に入りますが、その後両親は離婚し、芸能界に進むのを反対した父親とは交流がないという情報です。一部では性格に難あり等々言われたようですが、これはナマのれいさんを知らない限り、真相は分かりません。
ただ大河ドラマ『平清盛』に出演したときには、現場でれいさんのゆえに空気が険悪になったという話もあります。
そもそもなぜ、檀れいさんが性格が悪いなんて、いわれるようになったかというとNHKの大河ドラマ「平清盛」の撮影現場で松田聖子さん、松雪泰子さん、杏さんにダメ出しを連発し、大河ドラマの現場が険悪なムードになっているという噂があります。特別扱いされてる松田聖子さんに、不快感を示しているのではなんて言われています。(http://www.rumraket.net/geino/238/より)
でも、近ごろでは『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』に出演していた檀れいさんもステキでした。
大河ドラマといえば2015年の『花燃ゆ』では檀ふみさんがヒロイン文(あや・井上真央)の母親を演じ娘に「せわぁない・・」と言って励ましていました。
ところで檀ふみさんが2016年5月30日の「徹子の部屋」に出演して、母のヨソ子さんが享年92で亡くなられ、最期を看取った思い出を語られました。さすが女優さんだし、父親の逸話も多いので、檀一雄の妻としてのヨソ子さん役へのオファーがあって、断ったようです。
ヨソ子さんは、ふみさんより自分が美人だと思っていたとかで、面白いですね。
そういえば檀ふみさんには、父親が作家、本人が慶応出身という共通点のある阿川佐和子さんと共著のエッセイ、『ああ言えばこう食う』もありました。
お二人とも、これからも活躍していただきたいです。