島津有理子さんは元NHKのアナウンサーで、電撃的な退局のあと医学部で医者を目指すことにーー。島津さんは東海大学の医学部に編入学したことが推定されており、医学生として母親として活き活き活躍している様子です。
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島津有理子アナウンサーの医学部はどこか、東海大とされる
島津有理子アナウンサーは、NHKで「100分de名著」の司会や、大河ドラマ「西郷どん」紀行の語りなどを担当したあと、 2018年9月にNHKを退職しました。理由は、医師を目指して勉強するためということで、驚きと反響を呼びました。
1974年生まれの島津さんはこの時44歳。医学部6年と研修医としての初期後期期間などを全部合わせると、10年以上の期間が必要とされそうです。
それらすべて了解のもとでの決定だったと思われます。
当初は「今から受験勉強をするの?」という推測もありましたが、退職を発表する時点で医学部への編入学が決まっていたと、解釈して良さそうです。
放映中に自身で退職について説明する時「医師を目指して大学で勉強することにいたしました」と語ったのですが、「大学を目指して」でなく、「医師を目指して」というところが、事態をもの語っていました。
島津有理子(しまづゆりこ)
生まれ: 1974年1月21日
出身:新潟県(埼玉育ち)
1989年:(推定)女子学院高等学校入学(留学生活あり)
1993年:(推定)東京大学入学(入学時は理科II類)
1997年:東大経済学部卒業、NHKに入局
2006年:NHK紅白歌合戦ラジオ担当
2010年:有働由美子アナに代わってアメリカ総局へ
2012年:「100分de名著」司会、産休へ
2016年:復職「100分de名著」司会、「ひるまえ ほっと」キャスター
2018年:「西郷どん」紀行の語り
2018年:9月NHKを退職
(*略歴は当サイトによる独自のまとめで、公式発表ではありません)
「ひるまえほっと」でご一緒していた、NHKの島津有理子アナウンサーが退職されました。今後は医師を目指して勉学に励まれるそうです。思い切った決断だと思いますが、頑張っていただきたいです!ツイッターも始められたようです(^^)/ pic.twitter.com/94U4EZo3wD
— 中江有里 yuri nakae (@yurinbow) September 25, 2018
退職を決意したのは、『100分de名著』で放送した神谷美恵子著『生きがいについて』を読んだこと・・とされます。自身の関わる番組で自ら大きな影響を受けたというのは、納得させられるものがあります。
退職時には弁護士の夫がいてお子さんも二人いて、かつ医学生ということで、アナウンサーの仕事を好きだけど辞めたというのは、当然の流れに見えます。
しかし発表を聞いた時点で、今から医学部受験の勉強を始めるの?と驚いた視聴者もたくさんいました。
島津アナがNHK退局、医師を目指というニュースに驚きました。まだお子さんが小さくて育児や家事も忙しいと思いますが、新しい目標を立て、果敢に挑む姿勢に感服。尊敬します。何かを目指したり新しく始めたりする時、年齢や立場など諸々の条件は関係ない。乗り越えていくべきなんだと思いました。
— 極東爆音愛好会第弐師団長 (@kyokuto_bakuon) September 28, 2018
ええぇぇぇぇ辞めちゃうの!!!!!???
大好きだったのにいいいい😭😭😭😭
これから医者目指すってすごいなぁ。
応援してます🙏NHK:島津有理子アナが退局 医師目指す意向 – 毎日新聞 https://t.co/GQp9T2HVnz
— 寺生まれ (@NAMNAM_MONSTER) September 27, 2018
しかし、自身のツイートでは、その後・・
今日から学校。年末に受けた試験の結果は、、、パスしていました! あーホッとした〜。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました。「島津突破守」のお陰かも?今月は期末テストが続くので、突破守さん、この後もどうぞよろしく!— 島津有理子 (@yshimazu0919) January 8, 2019
これは入学試験の勉強ではなく、すでに医学部の勉強が始まっているようです。
さて、退職の時点で医学部の入学が決まっていて、つまり編入学が合格していてというケースを考えると、東海大学の学士編入学がタイミング的にもちょうどよい、というケースとして指摘されます。
以下は、あくまでも2020年時点の例ですが・・・
選抜方法
第一次試験
1.本学所定の書類による書類審査
2.学科試験 「英語」
3.適性試験第二次試験 1.個人面接
試験日程
第一次試験 2020年6月28日(日)
第二次試験 2020年7月11日(土)合格発表日
第一次試験 2020年7月4日(土)
第二次試験 2020年7月18日(土)入学手続き期間 2020年7月18日(土)~7月29日(水)
(https://www.u-tokai.ac.jp/prospective_students/admission_app/examination_about/transfer/medicine.html)
これを見ると、2018年にも同じようなサイクルで編入学試験が行われていたことが考えられます。
編入学で医学部へ?というと、難易度が高いことは当然であろうとしても、部外者にはなかなかイメージが湧きません。そこで東海大学による2018年の編入学の「入試結果」を見てみました。
すると・・・
医学部 医学科 の編入試験は、
募集人員15名に対して、志願者 241名
第一次試験の受験者236名 ⇒ 合格者 60名
第二次試験の受験者59名 ⇒ 合格者15名
(参照:https://www.u-tokai.ac.jp/prospective_students/admission_app/result_apply/result_transfer/pdf/2018_medicine.pdf )
ということで普通の倍率とは意味が異なるものの、単純に倍率を考えても凄いことです。
東海大学だとしたら、この中に島津さんが入っていることになります。ただし・・
*本人が大学を東海大学であると公表しているわけではありません。
現在のところ、あくまでも推測や、いろんな方の情報を総合すると、東海大ではないかということです。
東海大学は医学部に限らず、授業料はわりと高いとされる大学。医学部のキャンパスは伊勢原キャンパスで、神奈川県の伊勢原市にあります。NHKで勤務していた人の現実的環境としては可能な地域とも言えそうです。
島津有理子さんと島津氏と「西郷どん」
さて島津有理子さんが大河ドラマ「西郷どん」でエンディングの語りをした時、特にNHKから説明がなくても、島津藩に関わることを島津さんが語っているのは、島津有理子アナウンサーがその血筋の関係者なのだろうか?と・・・私も(私は?)思いました。
それまで島津アナのことを知らないと、NHKには凄い血統の人がいるんだ・・なんて勝手に感心したりするのですが、
実際、島津有理子さんは島津氏と関係があるのでしょうか?
ここで、はっきりと言えることは「本人が島津家と関係あるとは言っていない」ことだけです。
しかし・・・
島津家といえば、薩摩の薩摩島津家が頭に浮かびます。西郷隆盛と島津家の関わりも。しかし島津家には薩摩島津家だけでなく、越前島津氏、信濃島津氏、若狭島津氏、江州島津氏、播磨島津氏などがあります。
この中でことに、越前島津氏、若狭島津氏などを見ると、生まれが新潟県という島津有理子さんも、何らかの関係があるかも、ないかも・・・と勝手に妄想したりします。
大河ドラマ『西郷どん』の紀行のナレーションは、薩摩藩主と同じ島津の名字。
島津有理子アナ、NHKも考えたのか、それとも偶然なのか…(^^;#大河ドラマ#島津有理子#西郷どん#NHK#紀行 pic.twitter.com/wvga3TtgHO
— スポコン (@yabattfit1962) September 9, 2018
全国で、地名と人名が重なり合うこともご存知の通り。
少なくとも薩摩島津氏とは関係があるように見えないのですが、期待もロマンも込めると、もしかしたら・・・という関係の「島津有理子さんと島津家」の関係でした。
ところで「西郷どん」は2018年の大河ドラマで、鈴木亮平さんの西郷さんがさすがの迫力でした。
その中の「西郷どん紀行」は、歌であったり演奏であったりして趣がありましたが、語りは一貫して島津有理子さん。退職した後も、「西郷どん」の語りだけは最終回まで担当したのでした。
島津有理子さんの出身高校と出身大学
島津有理子さんは、女子学院中学校・高等学校の出身です。中高一貫なので、中学校から女子学院だったことも確かでしょう。
女子学院高等学校は言うまでもなく、代表的な中高一貫の女子の進学校。東大をはじめ、多くの生徒が難関大学に進学することで知られます。
所在地も都心の千代田区一番町22-10
出身者には、政治家の金子みつさん、小説家の幸田文さん、女優の吉行和子さんら錚々たるメンバーがいます。
また大学は東大の経済学部を卒業したわけですが、入学時は理Ⅱということで、もともと理系の頭を持っていることも分かります。
理系から文系に変更した経緯は分かりません。しかし受験で、一旦、東大の理科系に合格するだけの勉強をした頭の中を想像すると、本人のなかであらためて医学部を目指すということのハードルが、低いとは言えないけれど、不可能でないことも想像がつきます。
そして、上記のようにもう一つの大学として現在は、東海大学ではないかと言われています。
現在はアナウンサーでないので、一般の方とも言えるしあまり個人的なことに立ち入ることはできないのですが、しかしながらYouTube中継などの活動をしています。
初めてのYouTube中継、9時過ぎに終わりました。視聴いただいた皆様、ありがとうございました!聞き手としてどれほどお役に立てたのかわかりませんが、とても贅沢な時間を皆様と共有できたのではないでしょうか。写真は素敵すぎるスタジオで鹿島茂さんと。 pic.twitter.com/yUKblKxlHR
— 島津有理子 (@yshimazu0919) March 4, 2020
また母校での講演なども行なっていました。
10年以上ぶりに母校を訪れました。
母校での講演は、可愛い中学生達にお会いできて楽しかった。講演の後に大勢の生徒さんが質問に来てくれたのも嬉しかったです。 pic.twitter.com/xcVQvTbpTw— 島津有理子 (@yshimazu0919) February 5, 2020
以上、NHKのアナウンサーだった島津有理子さんについて、医学部を目指したそこは東海大学ではないかということ。その他、島津氏との関係などを確認してきました。
いつの日か、医師として、さらに活躍してくれることでしょう。期待しています。