小池百合子さんは若い頃から素敵に活躍してきました。夫や子供や結婚は?などと気にされ、さらに学歴(詐称?)についても論議される人物です。2020年の都知事選挙を前に、小池百合子さんの支持率や政党名も気になるところです。
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小池百合子さんの夫と子ども
小池百合子さんのご家族、夫や子どもさんについて、どうだったかな?と思う方も多いです。結論からいうとご主人も子どもさんも、いらっしゃいません。
結婚についても現在、小池百合子さんが結婚しておられないことは確か。しかし、エジプトに行きカイロでの学生時代に結婚したことがあり、すぐに離婚したことも知られています。
これまで雑誌等で報道されたり、テレビ出演時にご本人のコメントなどを総合すると、事実関係は以下の様子ーー。
・カイロ大学に留学時、留学生で3歳年上の日本人男性と結婚した。
・相手の就職先がサウジアラビアに決まった時、付いて行かずに離婚。
・結婚に両親は反対した。
・結婚生活は1年にも満たなかった。
・結婚したけれど、勉強や仕事のほうが面白かった(未練はない)。
ということで、小池百合子さんは若い頃に結婚したというより、結婚していた時期もあったというくらいの状況でしょうか。
政治家としても「策士」の面が多々指摘される小池さんですが、学生時代にも、自分のやりたいことに迷わず邁進する姿勢が見られるようです。
小池百合子さんの略歴
小池百合子(こいけゆりこ)
生まれ:1952年7月15日生まれ
出身:兵庫県芦屋市
1968年:(推定)甲南女子高等学校入学
1971年:(推定)関西学院大学入学(社会学部)
1971年:9月に退学してエジプト留学
1976年:カイロ大学卒業(文学部社会学科)
1979〜85年:「竹村健一の世相講談」アシスタント
1988年:『ワールドビジネスサテライト』キャスター
1992年:日本新党で参議院議員初当選
1993年:衆議院議員
2003年:環境大臣
2007年:防衛大臣
2010年:自民党総務会長
2016年:東京都知事就任
(*略歴は当サイトによる独自のまとめで、公式発表ではありません)
小池百合子さんの政治上の経歴は、所属した党だけでも、かなりの数になり詳細は略しますが、変遷が多いので「政界渡り鳥」と呼ばれることもあります。ただし個人的な変更でなく党自体の変遷も関わっています。
小池百合子さんの学歴
従来、公表されている学歴
上記のように、大学1年の年齢から推定すると1971年に関西学院大学に入学したはずですが、その年に、父親の小池勇二郎さんの仕事の都合で、家族で六本木に引っ越しています。
さらに、アラビア語の通訳を目指して、エジプトに留学したのが1971年の9月。
最初はカイロのカイロ・アメリカン大学でアラビア語を学んだうえでカイロ大学に入り、卒業が1976年10月とされています。
この時、両親もカイロで日本食レストランを経営したということで、ただ一人異国での留学というよりは、当時としては珍しいくらい家族の後ろ盾があったというこでしょう。
ちなみに父親はもともと実業家で、住まいは兵庫県の芦屋。社長令嬢として何不足なく育ったとされます。
その小池勇二郎氏も、百合子さんが高校時代に、衆議院議員選挙に出馬したことがあります。落選でしたが、政治の世界の空気も感じながら育ったということでしょう。
つまり、小池百合子さんの学歴を端的に表すと、以下の二つになります。
・関西学院大学 中退
・カイロ大学 文学部社会学科卒業
カイロ大学の卒業について自著の『振り袖、ピラミッドを登る』のプロフィールには、首席でと書かれていて、それが論議を呼んだこともあります。
首席かどうかという話ですがーー。
東京都の小池百合子知事は、エジプトのカイロ大学を首席で卒業したという経歴を疑問視する報道について、15日の定例会見で「昔の話なので一つ一つ覚えていないが、先生から『非常にいい成績だった』と言われ、うれしくてそれ(首席)を(自著に)書いたと思う」と述べるにとどめ、首席だったと明言しなかった。
(朝日新聞2018年6月15日 『カイロ大「首席で」卒業、明言せず 小池都知事』より)
小池百合子氏の「学歴詐称疑惑」について
小池百合子さんについては、カイロ大学の卒業について、疑問を投げかける記事やツイートなどが何度か散見されます。いわゆる学歴詐称疑惑ですが・・
1つは『徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽』ということで、2020年1月に1回から、最終回まで4回に渡って、黒木亮さんが、JBpressに書いた記事です。
(最終回は https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58871)
筆者の黒木氏は、カイロ・アメリカン大学大学院、中東研究科を卒業。現地取材なども含めて、検証したとのことです。このレポートでは、小池氏は卒業証書を「ちら見」させただけと指摘しています。
また、カイロ出身のタレント、フィフィさんは次のように述べています。
検証依頼の回答:1976年10月卒業と書いてるが、カイロ大学は学期初めが10月ここがおかしいとの指摘。ここに文系卒となっているが何年通ったか記載がない。また彼女の両親の記載まである、これはオフィシャルの印がなく、卒業証明書ではない。 pic.twitter.com/a9IAXxFWG7
— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 3, 2016
ただしフィフィさんのコメントに対しては批判もあり、真相は何とも言いようがありません。
いずれにしても真相について、当記事ではなんとも言いようがありません。
事実としては、◯◯と報道されている(orと言っている人がいる)ということです。
小池百合子さんと政治活動
上記にように、渡り鳥と揶揄されるくらい、多くの立場を取ってきました。おもな所属政党は以下となります。
日本新党⇒新進党⇒自由党
⇒保守党⇒保守クラブ
⇒自由民主党⇒都民ファーストの会
⇒希望の党/都民ファーストの会⇒都民ファーストの会
政界に入ったのは1992年。まずは参議院議員選挙で日本新党に依る出馬でした。
「日本新党」は細川護煕氏が結党し、前原誠司さんや野田佳彦さんが参加しました。細川氏の「ワールドビジネスサテライト」出演で両氏が知り合い、細川氏が小池さんを見出した形で参議院比例区2位の名簿で初当選。
日本新党はその後1993年に細川内閣を成立させ、当時、小池さんは総務政務次官でした。
その後、自由党で小沢一郎氏の側近。自由党と自民党が連立した自自民連立で役職を務め、小沢氏とは別れて連立与党に残留。さらに自民党に入党。
自民党時代に2008年総裁選に出て、麻生太郎氏に敗れるものの、女性が初めて総裁選に出たことでも注目されました。
2016年の東京都知事選挙では、自民党東京都連の推薦を自ら取り下げて無所属で出馬を表明。大差で勝利して、女性初の東京都知事に就任しました。
現在2020年はその都知事選が、再度行われようとしています。
東京オリンピック2020の延期が決定されたばかりで、何とも激動のさなかですが、3月25日現在、自民党東京都連は小池氏への対抗を立てない方針ですので、都知事選では、有望ということでしょうか。
東京都は25日だけで40人以上の感染を確認。4人の感染が確認されたのは台東区の永寿総合病院の関係者。
俺もこの病院に通院。
当事者になった。
ムカつくのは7月の都知事選に小池百合子の対立候補を自民党は立てないって。
五輪延期と全てが繋がってるって話。
いまはとにかく緩く頑張ろう、みなさん。 pic.twitter.com/NRY9GEeoiw— にゃん吉 (@nyankichi_uiy) March 25, 2020
小池百合子知事がんばってください。池田は応援してます。 pic.twitter.com/LbzI39Y40h
— 池田ラスカル❄️ADHDブロガー、フリーター (@rasukarurun) March 25, 2020
ロックダウン(都市閉鎖)が行われるかも・・の只中です。
小池氏が3月25日20時に会見を開いた直後から、スーパーでは食料品を購入する人で長い列ができたとかーー。いや、食料品は買えるので、もうちょっと落ち着きましょう!
ということで小池百合子さんの政治活動は、現在、進行形の只中です。
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以上、小池百合子さんの夫(いない)、子供(いない)などの他、学歴について、政界歴について、なにかと反響の大きい人物とその周辺を振り返ってきました。しかし、なにせ現役の東京都知事ですから、都民のために(選挙のためでなく、は当然として)頑張っていただきたいと思っています。
なお当記事では、小池知事を支持するわけでなく、かつ批判も特に意図してはおりません。