第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(全国男子駅伝)の富山県のメンバーが、12月25日に発表されました。
メンバーの一人に、國學院大学の浦野雄平選手がいます。箱根駅伝で2019年に区間賞を受賞した実力者、浦野選手の存在が光っています。
Contents
広島(ひろしま)男子駅伝の富山県のメンバー
富山県のメンバーには、富山県黒部市に拠点を置くYKK陸上長距離部の選手がいます。
また高校生は全員、富山商業高校の生徒。また富山商業を卒業し、現在国学院大学で活躍する浦野雄平選手が、チームの柱となりそうです。
一般 | 細森大輔 | YKK | |
一般 | 鈴木大貴 | YKK | |
一般 | 浦野雄平 | 國學院大学4年、富山商業卒 | |
高校生 | 上田悠真 | 富山商業高校3年 | |
高校生 | 土井拓実 | 富山商業高校3年 | |
高校生 | 水上直人 | 富山商業高校3年 | |
高校生 | 渡邉裕太 | 富山商業高校3年 | |
中学生 | 高森そら | 魚津西部中学校3年 | |
中学生 | 長屋匡起 | 雄山中学校3年 | |
中学生 | 栁原颯太 | 雄山中学校3年 |
富山県チームのスタッフ(全国男子駅伝)
第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(全国男子駅伝)の富山県のスタッフは次の通りとなります。
監督:中野誠治(雄山中学校)
コーチ:山本正樹(富山商業高校)
コーチ:柴田清成(富山商業高校)
コーチ:新井和祉(砺波市体育協会)
支援コーチ:福田哲二(YKK)
支援コーチ:中川知之(奥田中学校)
支援コーチ:四方田春樹(魚津商工会議所)
トレーナー:梅野晃(富山県リハビリテーション病院)
富山の駅伝といえば富山商業!
出場メンバーで一目瞭然です。
富山の駅伝は高校は富山商業が圧倒的に強い!
2019年12月22日の全国高校駅伝では、富山県の代表は、男女ともに富山商業高校でした。
【駅伝ニュース】 全国高校駅伝:富山商女子、力走16位 県勢、健闘光る /富山 – 毎日新聞 https://t.co/Z2tFaQTbOn pic.twitter.com/9jK6FnPa8p
— マラソン駅伝ニュース速報 (@jaaf_or_jp) December 24, 2019
結果は男子37位、女子16位でした。
師走の都大路を駆け抜ける #全国高校駅伝 競走大会が22日、 #京都 市で開かれ、 #富山 県代表で男女アベック出場を果たした #富山商 の女子(28年連続28回目)は、1時間10分12秒で、昨年と同じ16位。男子(3年ぶり23回目)は、2時間7分40秒で37位。https://t.co/UvkjlmQtNN
— 北陸中日新聞 (@c_hocknews) December 23, 2019
富山県立富山商業高等学校は、名前の通り、県立の商業高校。
開校は1897年という歴史ある学校です。
駅伝では、県代表となるのは常連といえる強さを誇り、高校野球でもに、夏の甲子園16回、春の選抜大会に6回出場という運動部の活躍が光る高校。
プロ野球選手も輩出していますし、スポーツではありませんが、俳優の西村まさ彦さんも同校の卒業生。
浦野雄平選手の出身地、富山
浦野雄平選手は上記のように、富山商業高校の卒業生です。2020年の箱根駅伝には、山登りの5区を走ることが決定(2019年12月29日現在)。
浦野雄平選手は、箱根駅伝で一年前に「区間賞」を取っています。
そんな選手が、一般の部で走るというのは、箱根駅伝ももちろん楽しみですが、広島男子駅伝にて、こちらの富山県チームの華となりそう・・
箱根駅伝の歴史を國學院大が動かす。 往路Vだけでなく総合優勝も視野に#箱根駅伝 #国学院大 #浦野雄平https://t.co/EzG4u25Q5x
— スポーツナビ・陸上編集部 (@sn_gorin) December 28, 2019
浦野選手の実績は、高校時代から華々しいものでした。
2013年全国高校駅伝 25位 7区 (00:15:09.00)
2014年全国高校駅伝 40位 1区 (00:30:46.00)
2015年都道府県駅伝 24位 1区 (00:20:56.00)
2015年全国高校駅伝 31位 1区 (00:30:22.00)
2016年都道府県駅伝 17位 5区 (00:25:22.00)
大学に入ってからも、おもなものだけ抜き出しても、
2017年箱根駅伝 17位 6区 (01:01:46.00)
2018年箱根駅伝 2位 1区 (01:02:30.00)
2018年全日本大学駅伝 3位 2区 (00:32:13.00)
2019年箱根駅伝 1位 5区 (01:10:54.00)
なお、浦野雄平選手の進路は、富士通と決まっています。
YKKと富山
YKK株式会社は、吉田工業株式会社(Yoshida Kogyo Kabushikigaisha)からYKKとなったわけですが、その「吉田」氏とは、創業者:吉田忠雄氏の名前からーー。
吉田忠雄氏は富山県の魚津市の出身で、YKKの本社は現在、都内では東京都の千代田区ですが、富山県黒部市に黒部事業所を置き、滑川市に滑川製造所を拠点として配置しています。
かつ、肝心の「YKK陸上長距離部」は拠点を黒部市に置いています。
ニュ-イヤ-駅伝には、これまで27年連続して出場。2019年の結果は27位でした。2020年元旦のニューイヤー駅伝には28年連続30回目の出場 となります。
【#ニューイヤー駅伝 まであと23日】
元日号砲❗️「ニューイヤー駅伝🏃♂️」
カウントダウンで出場チームを紹介✨
今日は28年連続30回目の出場 #YKK です👏
「明るく元気に!」をスローガンに
全力で上州路を走り抜けます!
会社のみんなも「黒部からも応援しています📣」
【#TBS 系列生中継】 pic.twitter.com/rNPZ33uJu3— 元日号砲❗️ニューイヤー駅伝 TBSテレビ陸上 (@athleteboo) December 9, 2019
メンバーリストにあるように、今回の全国都道府県対抗男子駅伝競走大会に、YKKから選手2名がエントリーし、また、支援コーチとしてYKKの福田哲二コーチが参加しています。
YKKの細森大輔選手
富山商業高校⇒国学院大学⇒YKK という、まさに富山県代表らしいような経緯をたどっています。2010年から2012年までの全国高校駅伝に富山商業高校から出場しています。
国学院大学時代には、2015年、2016年、2017年と箱根駅伝に参加しました。
さらにYKKに入ってからは、2018年、2019年、2020年のニューイヤー駅伝にて、活躍しました。
こちらは、もう4年前ですが、国学院での活躍・・・
全日本大学駅伝 第1中継所
國學院大学 1区 2区
細森大輔選手
向晃平選手 pic.twitter.com/GcNbmtnvc1— mizu (@mzk_cyc) November 1, 2015
YKKの鈴木大貴選手
鈴木大貴選手は古川工業高校の出身で、東京国際大学に進みました。
2016年箱根駅伝に出場し、8区を走って20位(01:10:23.00)という成績。
またYKKに入ってからは
2018年ニューイヤー駅伝 26位 1区 (00:35:47.00)
2019年ニューイヤー駅伝 12位 3区 (00:38:57.00)
2019年都道府県駅伝 17位 3区 (00:24:47.00)
2019年中部実業団駅伝 9位 4区 (00:46:45.00)
2020年ニューイヤー駅伝 エントリー
という実績を上げています。
以上、期待される富山県のメンバーについてでした。
**
以下は各記事に共通データになりますが、全国男子駅伝の基本情報です。
全国男子駅伝2020の区間担当
1・4・5区・・・高校生
2・6区・・・中学生
3、7区・・・社会人・大学生全国男子駅伝2020の区間(7区間:
第1区:7.0km 平和記念公園前 〜広電井口駅東(高校生)
第2区:3.0km 広電井口駅東 〜海老園交差点(中学生)
第3区:8.5km 海老園交差点〜宮島口ロータリー(社会人・大学生)
第4区:5.0km 宮島口ロータリー〜JR阿品駅南(高校生)
第5区:8.5km JR阿品駅南〜広島工大高前(高校生)
第6区:3.0km 広島工大高前 –〜草津橋(中学生)
第7区:13.0km 草津橋〜平和大通り城南通り経由〜
平和記念公園前(社会人・大学生)