第25回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の開催が、2020年1月19日に迫っています。各都道府県では続々と出場メンバーが決まっていますので、その中で2019年の優勝県である福島県のメンバーについてご案内します。
第24回全国男子駅伝
福島&東北勢初優勝 pic.twitter.com/GVY25yeRCN— ジバニャン (@O01Wtzyr0gc22uR) January 20, 2019
こちらは2019年、昨年の優勝シーンでした。
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福島県のメンバー@全国(ひろしま)男子駅伝2020
全国男子駅伝は、広島(ひろしま)男子駅伝とも呼ばれています。
広島の平和公園をスタートするこの駅伝で、昨年の優勝チーム福島は、2020年の大会では連覇が懸かっています。
福島県のメンバーには、相沢晃選手がいて学生の陸上競技でことさら長距離エースとして抜群の注目を集めています。
一般 | 円井彰彦 | マツダ、田村高卒 | |
一般 | 蛭田雄大 | 東邦銀、学法石川高卒 | |
一般 | 相沢晃 | 東洋大4年、学法石川高卒 | |
高校生 | 松山和希 | 学法石川高3年 | |
高校生 | 渡辺亮太 | 学法石川高3年 | |
高校生 | 藤宮歩 | 学法石川高1年 | |
高校生 | 山口智規 | 学法石川高1年 | |
中学生 | 大橋清陽 | 猪苗代中3年 | |
中学生 | 川田聖真 | 中央台南中3年 | |
中学生 | 白井恒成 | 高田中3年 |
福島県チームのスタッフ
全国男子駅伝2020の福島県のスタッフは以下になります。
団長:鈴木浩一(福島陸協会長)
副団長:三浦武彦(福島陸協理事長)
監督:安西秀幸(安西商会)
コーチ:松田和宏(学法石川高教)
コーチ:佐藤修一(田村高教)
他、支援コーチの皆さん多数です。
エース相沢晃選手は学法石川高校の出身
東洋大学の相沢晃選手は、何しろ箱根駅伝での注目の筆頭株になる選手。今日の時点で箱根駅伝2020の直前ですが、箱根ではどんなレースをみせてくれることでしょうか。
そして相沢選手は、福島県の学法石川の出身者です。
東洋大・相沢晃、前人未到の記録狙う…2区ならモグスに「近づく」4区なら「20年以上抜かれないような記録」 : スポーツ報知 https://t.co/RTOzSwW7UM
酒井俊幸監督も同じ目線で考えている。「世界を意識して箱根駅伝に臨むと宣言してるのは現時点では彼かな、と思っています。だから、世界を
— EKIDEN_MANIA (@ekiden_mania) December 25, 2019
東洋大学の相沢晃は2区の区間賞候補!? 就職先は旭化成?【箱根駅伝】
上記リンク先にもありますが、相沢晃(あいざわあきら)選手は、福島県須賀川市の生まれで、須賀川市立長沼中学校を経て学校法人石川高等学校に進学。
学法石川にて高校時代に3回も全国高校駅伝に出場した優秀走者です。
その後東洋大学に進学し、現在も東洋大学のエースとして、2020年の箱根駅伝でも2区を走るか、4区かと予想されています。
主将はマツダの円井彰彦選手
福島県メンバーの中で円井彰彦選手(圓井彰彦選手)は、マツダの所属で、2012年にはマツダの故に広島県から出場したこともあります。今回、円井彰彦選手がチームのキャプテンとなります。
円井彰彦選手は全日本実業団対抗駅伝などで活躍しており、福島県の田村高校の卒業生です。法政大学時代に箱根駅伝に、2004年、2005年、2007年と3度出場。
また全国男子駅伝には2016年にも出場しています。
また同じく、社会人・学生の一般枠となる蛭田雄大選手は、2019年10月の奥羽横断駅伝で2日連続区間賞を獲得するなど、大活躍を見せてくれる選手です。
福島県のメンバー、高校生は、学法石川高校から4人。
高校生のメンバーは上記のように3年生二人と1年生二人で、全員が、学法石川高校の駅伝選手。
学法石川高校は言うまでもなく、福島県の駅伝名門校です。
学法石川は今回の、2019年12月22日の全国高校駅伝大会で5位でした。
しかも一時は首位を保ち、県の記録を更新したばかりの実績を上げています。
昨日の学法石川高校と田村高校 pic.twitter.com/zs8YqO3nZ1
— タッケー (@sunniko3110) December 23, 2019
松山和希選手(3年)
松山和希選手は3年連続、全国高校駅伝を走っています。直近の2019年は1区。
序盤からハイペースで縦長に集団が分かれるようななかで、松山選手は、本人も「意地だけで走りきった」とする力走を見せました。
先頭と2秒差でゴール。
【男子第70回全国高等学校駅伝競走大会・結果】
5.学法石川高 2:02’43[区間成績]
1区(10.0㎞)
2.松山和希 28’50
2区(3.0㎞)
8.山口智規 8’15
3区(8.1075㎞)
22.渡辺亮太 24’32
4区(8.0875㎞)
20.高槻芳照 23’34
5区(3.0㎞)
6.藤宮歩 8’41
6区(5.0㎞)
8.長谷部慎 14’29
7区(5.0㎞)
5.加藤駆 14’22— チーム福島 (@team_fukushima) December 22, 2019
渡辺亮太選手(3年)
渡辺亮太選手は全国高校駅伝で3区を走りきりました。留学生に追われるような展開で「中間地点付近から思うように進めなくなった」そうですが、6位で次につなぎました。
山口智規選手(1年)
山口智規選手(1年)は、2区を走り、スタート直後に一気に加速して先頭に立ちました。
後半に少々失速しましたが、やはり先頭と2秒差で2位で3区へと、たすきを託しました。
藤宮歩選手(1年)
藤宮歩選手(1年)は5区を託されました。1年生ながらこれまで国体優勝などの場数を踏んできた強者で、区間6位の走りで順位を二つ上げました。
以上、全国男子駅伝2020の福島県のメンバーについての情報でした。
優勝したという実績は、プレッシャーにもなるでしょうか。しかし全国からの熱い期待を背負って走られることと思います。
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以下は各記事に共通データになりますが、全国男子駅伝の基本情報です。
全国男子駅伝2020の区間担当
1・4・5区・・・高校生
2・6区・・・中学生
3、7区・・・社会人・大学生全国男子駅伝2020の区間(7区間:
第1区:7.0km 平和記念公園前 〜広電井口駅東(高校生)
第2区:3.0km 広電井口駅東 〜海老園交差点(中学生)
第3区:8.5km 海老園交差点〜宮島口ロータリー(社会人・大学生)
第4区:5.0km 宮島口ロータリー〜JR阿品駅南(高校生)
第5区:8.5km JR阿品駅南〜広島工大高前(高校生)
第6区:3.0km 広島工大高前 –〜草津橋(中学生)
第7区:13.0km 草津橋〜平和大通り城南通り経由〜
平和記念公園前(社会人・大学生)