筑波大学は、26年ぶり箱根駅伝出場ということで期待が高まっています。
メンバーの中で3年生の猿橋拓己(さるはしたくみ)選手についてのまとめ記事です。
猿橋拓己選手は理工学群の学生で、一般的には理工学部の所属ということにーー。
あるインタビューで、将来の夢は都市開発に携わると答えていました。そしてもちろん、日々、駅伝に励んでいるわけで、どんな学生さんなんでしょう!?
筑波大・猿橋拓己👟
理工学部。将来の夢は都市開発に携わること。
Q:チームを都市に例えたら?
A:日比谷。持っているポテンシャルを生かしつつ、再開発も進んで新しい時代へ進んでいる。自分たちも競技力、技術やアイデアを出し合いさらに進化していけるチーム。#筑波大 #箱根駅伝 #お見事な回答 pic.twitter.com/dLRYWEnZl9— 青木貴紀(陸上記者 Takanori Aoki) (@aokitknr) December 11, 2019
Contents
猿橋拓己選手のプロフィールとベスト記録
猿橋拓己選手は、神奈川県の出身で、神奈川県の進学校である桐光学園から筑波大学に進学しました。
猿橋拓己(さるはしたくみ)
出身:神奈川県
専攻:理工学群、社会工学類
身長:171センチ
プロフィールの情報がまだ少ないのですが、筑波大学陸上競技部の公式サイトによると
「神奈川出身だが、東京出身だと言い張るエセシティーボーイ」とのこと。ウイットに富む表現ですね。
実家が東京だそうなので、たしかに東京都出身でいいのかもしれません。ちなみに筑波大学陸上競技部サイトの情報は2018年11月の、およそ一年前のものです。
その時点での、という注釈付きになりますが、主な成績は以下の通り・・
自己ベスト
3000m 8’28″94
5000m 14’40″24
10000m 30’44″23
ハーフマラソン 1:05:39
昨シーズンベスト
5000m 15’06
主な成績 2018箱根駅伝予選会 214位 66’12
箱根駅伝予選会 躍進支える県勢
文武両道貫き夢舞台へ
26年ぶり筑波大 猿橋拓己(桐光学園高) pic.twitter.com/1dejrgAIB3— 桐光応援の応援 (@sprtoftokocheer) October 30, 2019
なお2018年〜2019年に出場した中では、次の数字も記録されています。
2018年:松戸市陸上競技記録会10000m 26位00:31:21.52
2019年:日本体育大学長距離競技会10000m 2位 00:30:00.97
2019年:関東インカレハーフ 25位 01:08:09.00
2019年:関東学生10000m記録挑戦競技会14位
学生としては理工学群の中の社会工学専攻となります。いわゆるシャコウ。社会工学の一つとして、上記のように都市開発の華々しい世界も開けるのでしょう。
猿橋選手の出身校は、スポーツも進学も名門校
猿橋拓己選手の出身高校は桐光学園高等学校です。
中高一貫の私立高校ですが、猿橋選手が中学からの入学か、高校からかは今のところ、分かりません。
ところで神奈川県には、スポーツでも進学でも著名な私立高校が複数あります。東大合格者ランキングでも、高校野球の甲子園出場校でも・・
地元の人でないと、ちょっと名前が混同しそうな気がします。
たとえば全国的にもトップ校の「栄光学園」「聖光学院」「桐蔭学園」「浅野高校」などが林立している印象ーー。そしてそんな高校の一つと言える勢いの名門校が桐光学園高校です。
サッカー部は、全国高校サッカー選手権大会の出場校ですし、野球部も春の選抜に1回、夏の甲子園に4回出場するなど、幅広いスポーツ選手が集まっています。
卒業生からは多数のプロサッカー選手やプロ野球選手が出ています。
桐光学園は設立にあたり桐蔭学園のシステムを導入したということで、東大にも入る、甲子園にの出場、という桐蔭学園の路線をいく様子。
所在地は、神奈川県川崎市麻生区栗木三丁目12-1
最寄り駅は小田急多摩線の栗平駅となります。
桐光学園の説明が長くなりました。
しかし猿橋拓己選手が高校生として駅伝等の陸上の実力を蓄えていたことは確かなようです。大学入学時の姿がこちら。
日体大記録会6/5
5000 21組
猿橋拓己くん(桐光学園) pic.twitter.com/9YdLgbUX2Y— 陸上Photo (@PhotoKak) June 6, 2016
そして、スポーツマンだけど筑波大学の理工学群に進学していますので、その運動能力でなく勉学の力で大学受験を突破したということも確かでしょう。
伝統ある筑波大学の陸上競技、そして箱根駅伝復活プロジェクト
相馬崇史選手や、川瀬宙夢選手のページにもありますように、筑波大学の陸上競技メンバーは、じつに幅広いタイプの選手が集まっています。
じつは箱根駅伝とは異なる大会での、筑波大陸上競技部の評価が高いそうで、陸上の実力は駅伝の側面だけでは測れないようす。
そして箱根駅伝のエントリー名簿でも、医学群が二人、理工学群が二人となっています。
猿橋選手は、箱根駅伝の予選突破が決まったときのことを「人生で1番嬉しい瞬間」と発信・・
人生で1番嬉しい瞬間!!
国立大学、筑波大学、箱根復活!!みんなで掴み取りました!! https://t.co/VCi41lzzio
— さるはし たくみ (@36taku55) October 26, 2019
ほんとうに皆で掴み取った国立大、筑波大学の箱根駅伝を思いっきり走っていただきたいです。
筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトについては、大土手嵩選手(筑波大主将)の出身高校とプロフィール、箱根駅伝復活プロジェクトの達成! にありますように、
大学の周辺に卒業生、同窓生ばかりでなく、熱い支援・応援の輪が広がっています。
筑波大学 3年生・猿橋拓己選手「今年は練習の成果を本番で出せる様になった。社会工学の勉強と陸上とを両立する為筑波を選んだ。筑波大学での箱根出場、両方なし得る人は殆どいない。挫けるわけにはいかなかった」#箱根駅伝 #筑波大学 #ラジオ日本 pic.twitter.com/Je7OdaBAv6
— ラジオ日本 箱根駅伝中継 (@jorfhakone) December 11, 2019
こちらは、あくまでも個人の方の筑波大学の「予想」なんですが、箱根の本番はどうなるでしょうか。
箱根駅伝2020 予想オーダー
筑波大学
1区 川瀬宙夢⑤
2区 金丸逸樹④
3区 西研人③
4区 猿橋拓己③
5区 相馬崇史③
6区 小林竜也①
7区 杉山魁声②
8区 岩佐一楽①
9区 大土手嵩③
10区 伊藤太貴②#箱根駅伝— 駅伝男 (@IEkDC8Dss2MGgz9) December 9, 2019
以上、筑波大の駅伝選手、まだ3年生の猿橋拓己(さるはしたくみ)選手についてでした。
理工学群の社会工学を先行する理系男子でもあります。
駅伝の出場も素晴らしいけれど、3年生なので、来年に繋ぐ意味でも、ぜひ、力走されるのを期待しています。