原晋(すすむ)青山学院大学陸上競技部監督(もうすぐ50歳)の政界進出はあるでしょうか?
今や駅伝や陸上競技で、時代の寵児のように輝いている原晋氏。3月8日生まれなので今年もうすぐ50歳ですが、9度目の出場で3連覇を狙った2017年1月の箱根駅伝では「サンキュー大作戦」が成功しました。
その原監督の政界進出は?ーーというのは、最初におことわりすると、ご本人がそう語った等はありません。
「サンキュー大作戦」で勝利した原氏が、3月5日に自民党の党大会に駆けつけたようすをサンケイスポーツが「ひょっとして政界向き?」と報じている・・・というだけなんですが。
自民党の党大会では、総裁の任期が「連続3期9年まで」と正式に決定されました。
それを受けて原氏が、エールを送ったという話。
9度目の出場で3連覇を狙った1月の箱根駅伝を「サンキュー大作戦」と銘打って制覇したが、「自民党にもサンキューがあった。総裁任期3期9年!」と安倍首相に“爆笑エール”を送る場面もあった。
(サンケイスポーツ 3月6日)
現役の監督ですから、仮に政界入りがあったとしても、それはずっと将来の可能性でしょうか。
【第84回 #自民党大会】ゲストスピーチは青山学院大学陸上競技部監督 原晋監督、そして東京2020オリンピック・パラリンピックでの活躍が期待されるベイカー 茉秋選手、上地結衣選手、福原愛選手にお越しいただきました!
★放送はこちら→https://t.co/THbJFPCU6m pic.twitter.com/fP6egVPcVO— 自民党広報 (@jimin_koho) 2017年3月5日
福原愛ちゃん、もう愛ちゃんと呼んではいけないでしょうか、福原愛選手の姿もあります。
充分に知られている通り、原晋監督は2015年に青学が箱根駅伝で優勝するまで、ご本人が「無名の監督でした」と書いてある通りだったかもしれません。
しかし、原氏の公式サイトで「講演依頼」「取材依頼」の項目が設けられている空気を見ると、ご本人の意思とは別ながら、政界向き、政治家向きの素質は充分にあるように、伺えます。
原晋(はらすすむ)
生まれ:1967年3月8日
出身:広島県三原市糸崎町
出身高校:世羅高校(全国高校駅伝4区2位)
出身大学:中京大学(日本学生5000メートル3位)
1989年:中国電力陸上部に1期生で入社、しかし27歳で引退し、カリスマ営業マンとして活躍する
2004年:青学監督となる
2009年:33年ぶりに青山学院、箱根駅伝出場
2015年:箱根駅伝総合優勝
2016年:箱根駅伝2年連続総合優勝
2017年:箱根駅伝3年連続総合優勝。
「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」の大学駅伝3冠
ご家族は、奥さまの美穂さんです。
個人的に興味深いのは、大学進学時に陸上競技であまり有名大学と評価されていなかった(?たぶん)中京大学に進学していることや、社会人で中国電力の第一期生という、未知数の分野に進んでおられることです。
逆に言えば、すでに出来ている基盤に乗るのではなく、自ら作り出すエネルギーが、もともと溢れているということでしょうか。
駅伝でも、マラソンでも、政界でも(?)今後のますますの活躍を期待しています。