ついに横綱になった稀勢の里の母校は、茨城県龍ケ崎市の長山中学校。長山中には以前から稀勢の里資料室があります。
空き教室を利用したもので、教室には「土俵の模型」や「稀勢の里の全身写真パネル」が設置され、壁には合唱コンクールで指揮をした姿や、同校訪問時の写真が飾られています。
また、中学校の卒業文集のコピーも展示。
「別れをしなくてはならない(中略)クラスのみんなも、中学校とも。俺は自分のきめた道に旅だつ」
と相撲界に入る決意が記され、寄せ書きには
「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます」
と大器晩成を予感させる言葉もある。
(産経新聞 1月24日)
ふつうに中学校の教室で、見学できるとは凄いです。
稀勢の里の母校、長山中学校は、稀勢の里の出身中学校と出身小学校、結婚はまだ? にもありますが、住所は、茨城県龍ケ崎市長山3丁目1−1です。
龍ケ崎市立長山中学校
資料室は、開校30周年記念事業の一環としてで平成24年設置され、平日の午前9時から午後4時半まで見学可能とのこと。
上記の記事にもありますが、出身地として牛久市、出身小学校と中学校は龍ケ崎市ということで、両市ともに市民栄誉賞の手続きを始めているそうです。
また、牛久市内では2月18日に、シャトーカミヤ(同市中央)を会場とした祝賀会とパレードが開催される方向で調整中。龍ケ崎市も今後、関連イベントの実施を検討しており、両市はまちを挙げて地元出身力士の横綱誕生を盛大に祝う方針だ。
(産経新聞 1月25日)
牛久市の市役所には稀勢の里の優勝を祝って懸垂幕が掲げられました。この幕はじつは平成24年の夏場所で、優勝の可能性があったときに後援会が製作していたそうです。
根本洋治市長はあいさつで、今場所の稀勢の里の取組を振り返り、「苦節5年。心待ちにしていた。私たちも幸せな時を過ごせて稀勢の里に感謝したい」と述べた。
(同上)
「日本人出身」という言葉が飛び交った今回の優勝と横綱昇進ですが、文字通りの出身地では祝賀が続くのも当然でしょう。