大関の稀勢の里が2017年の大相撲初場所で優勝し、横綱昇進は確実とされています。おめでとうございます!
稀勢の里寛(きせのさとゆたか)さんの本名は萩原寛(はぎわらゆたか)さんですが、出身中学校は龍ケ崎市立長山中学校。同じく出身小学校は同じ地区の龍ケ崎市立松葉小学校。
稀勢の里関は、取り組み前に茨城県牛久市出身と紹介されます。ただし中学のときに牛久市に転入ということで、事実上、龍ケ崎市で少年時代を過ごしたもようです。
もちろん牛久市も出身力士を応援しており、千秋楽の取り組みをショッピングセンターで多くの人が見守る様子が伝えられました。
稀勢の里の結婚は? と注目されますが、母の萩原裕美子さんも「まだじゃないでしょうか」とコメントしたとのこと。
優勝をかけて地道に努力してきた稀勢の里ですから、結婚もじっくりと進んで頂きたいですネ。
結婚については「自分の立場を考えて、ここというところでしたらいいと思います」と思いを述べた。
裕美子さんが新潟出身なため、稀勢の里が子供のころは郷土料理ののっぺい汁を出すと好んで食べていたと懐かしんでいた。
(デイリースポーツ 1月22日)
好物がのっぺい汁といわれるのは、お母さんの出身地に由来するようです。
<千秋楽の様子>ご両親と一緒に記念撮影、稀勢の里。#sumo pic.twitter.com/IUqWDcvbYA
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2017年1月22日
ちなみに出身の中学校、小学校は茨城県龍ヶ崎市の牛久市との境に近い近辺にあり、近隣はショッピングセンターなど賑わう地域ともなっています。
龍ケ崎市立長山中学校
龍ケ崎市立松葉小学校も近くに見えています。
龍ケ崎市立長山中学校のサイトでは、校舎に、「がんばれ大関稀勢の里先輩」という大きな文字が貼られていました。
稀勢の里関は長山中学校では野球部で投手として活躍。藤代中学から藤代高校に進み、楽天で活躍する美馬学選手との対戦もあったとのこと。
茨城県には高校野球の強豪校、常総学院があります。常総学院などからの勧誘は断り、相撲の道に進んだ「ゆたか」さんでした。
長山中学校で2、3年時の担任だった若林克治さんのインタビューがありました。
どちらかというと、手のかかる生徒だった。
同級生より、頭1、2つ抜けた体格をもてあまし、野球部の練習だけではエネルギーを消費しきれない。
休み時間に、同級生にじゃれついては、力余って泣かせることもしばしばだった。
ただ、中学3年になり、鳴戸部屋に入門することが決まると、精神的に一気に大人になったという。
「最後の学生生活というのもあったんだと思う。やんちゃだったのが、前向きなクラスのムードメーカーになった。合唱では率先して指揮者もやりましたから」。
(デイリースポーツ 1月23日)
「ずいぶん長くなったけれど、いろんな人の支えがあって、ここまで来られた」と、稀勢の里関の優勝時のコメントにもありましたが、周囲の皆さんも、ずっと長く応援してこられました。
これからのますますのご活躍を期待しています。