匠大塚が2016年4月22日にオープンします。それは、オフィスとしては「中央区日本橋二丁目7番1号」の東京日本橋タワー25階を届けていますが、匠大塚デザインオフィスはインテリアの総合プロデュース企業とのことです。
そこは言わば専門店へのプロデュースなので一般の消費者が訪ねるところではありません。ところが、さすが大塚勝久氏の故郷といえる埼玉県の春日部市には、「父親」の大塚勝久さんの思い入れもあり、大きなショールームのオープンが予定されています。
春日部にはこれまでの大塚家具もあり、匠大塚と、どんな競争を繰り広げることになるか、やはり気になります。
ちなみに家具を販売する、しかもトップレベルでの家具販売の現場には、熟練した技能の営業マンも必須となるでしょう。ここに来て、注目されるのは、このたびのオープンにあたり、かつての大塚家具を辞めて『匠大塚』に転職してくる社員が少なからず居るということ。50人くらいになっているようです。
匠大塚の主張としては、引き抜きではない。社員の自らの意思で入社したとのことです。さてさて、まだまだ目が離せない大塚家具のこれから!です。
大塚久美子さんが社長を務める大塚家具では、昨年の売り上げが上がった反動とも言われますが、今年は苦戦が伝えられます。勝久氏は、前の大塚家具と競争はしたくないとのことで新たなビジネスモデルを展開するそうです。
さてさて、久美子さんの大塚家具と勝久さんの匠大塚。企業にせよ、親族にせよ、ほんとうのところは当事者にしか分からないものでしょう。いずれ、どちらにも頑張っていただきたいものです。