「砂の塔」最終話。ついに終わりました。なんと犯人は航平・・という衝撃の展開ーー。
火事を見上げながら航平が走っていた橋は豊洲の富士見橋。亜紀たち家族が点灯式をしたマンションは、江東区若洲にあるWAKASUでした。亜紀が弓子のも車の前に立ちはだかった駐車場は、意外にも上野の西郷さんの下。
ドラマの終盤、タワーマンションの最上階が燃えだして、黒煙を上げ、それを見上げながら航平(この時点では心配してくれる隣人)が走っていくのは、江東区の富士見橋でした。
タワーマンションの近くという景観にぴったりですネ。
しかし、予想された展開の一つとはいえ、まさかの犯人は航平。しかし、生方航平はともかくとしても岩田剛典さんが犯人では、ファンが納得しないという説もあり(!?)、なんとも切ない犯行動機でした。
最終話にして突然の登場が、真田丸で信幸の妻だった(その後も妻だけど)こうさんこと長野里美さん。
「こう」さんじゃなくて航平の認知症の「母」がハーメルン事件の犯人って、最終回ではじめて説明され、びっくり仰天でした。
しかし子どもたちを、殺害した等の犯罪でなく保護していたので、重罪に問われないか? 分かりませんが、とりあえずよかった。
分からないと言えば分からないことだらけのドラマ・・でしたが、盗聴器や盗撮カメラを取り付けた弓子(松嶋菜々子) は、あれからどうなったのか? というのは、スルーしても、松嶋さんはなんとも美しいのでした。
母親が誰か、和樹もとうに気づいてほしい話。そもそもは生まれたときから一緒の父、 高野健一(田中直樹)はずっと存在感が薄かったけれど、最終話、突然たのもしくなったような・・ しかし、息子に重大な話をすべきは父親です。
いえ、ともかく最終話まで未回収テーマが多かったけれど、しかし終わったので、いろんな意味で余韻があります(・∀・)b
平和を取り戻した高野家がマンションの屋上で点灯式をしたのは、江東区若洲にあるWAKASUでした。物流会社ということですね。
江東区若洲2丁目3番にあります。
和樹を探している最中に、弓子の車を止めて亜紀が立ちはだかった駐車場は、上野パーキングセンターだそうで、なんとあの混在ししていそうな上野公園です。
西郷さんの像のある、あの公園のあたりで、いつロケしたのか分かりませんが、こんな撮影もあるのですね。
最終的に高野家は収まったし、犯人も凶悪犯ではなかったというのがよかったです。火事の真っ只中に電話で話す亜紀とか、火事の真っ只中で航平に事件の動機を問い詰める亜紀とか・・・いろいろありますがーー。
タワマンの奥様たちは結局どうなったのでしょう。実子と継母というテーマはいまいち消化されていないような・・・そこは余韻でしょうか。
1話が始まったときは、タワーマンションの奥様たちの壮絶な爭いが生々しかったのが、最後には何やら別のテーマに行き着いたのか、最初からこういう予定だったのか??? ホラン千秋さんは消えたままとか。
いろんなレビューを読むと、砂の塔は、ツッコミどころがあるけれど、犯人が誰か知りたいから最後まで見る、という声をかなり見かけました。
亜紀役の菅野美穂さん、やっぱりステキでした。
ドクターX、10話冒頭の神社(安産祈願)は杉並の大宮八幡宮 ⇐こちらは萬年橋