箱根駅伝予選会(第93回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会)で新任:藤原正和監督の中大は出場権を逃しました。日大のパトリック・ワンブィが1位を記録。
箱根駅伝予選会は10月15日に立川市の陸上自衛隊立川駐屯地からスタートしました。
結果は、中大は10時間17分01秒で11位。ついに上位10校に与えられる本戦出場権を逃し、87大会ぶりに箱根駅伝本戦に出ないことになります。
駅伝の名門だった中大は、1996年以来は優勝していません。
2013年に途中棄権し、29年ぶりにシード権を逃すと、それ以降、今年まで4年連続で予選会に回っていた。
13年の予選会では12位に沈んだものの90回の記念大会で通常10位までに与えられる出場枠が13位まで増枠していたため、救われた。
(10月15日 スポーツ報知)
つまり危機的状況はあったけれど、本当に出場枠に入れなかったのは中大にとって今回が初めて。
藤原正和監督は今年4月に就任したばかりで、世界陸上マラソン日本代表3回という実績のOBですが、今後の再起を誓っているとのこと。中大では近年3、4年生はバイク所有を認められていたけれど、藤原監督になって原付バイクはやめたそうです。
箱根駅伝のシード校は次の通りです。
青学大、東洋大、駒大、早大、東海大、順大、日体大、山梨学院大、中央学院大、帝京大
今回の上位10大学は上位からこちら。
大東文化大学、明大 創価大、法政大学、神奈川大学、上武大学、拓殖大学、国学院大学、国士舘大学、日大
本大会は、これらのチームにオープン参加の関東学生連合を加えて21チームで、2018年1月2日、3日に開催されます。
中央大のチームトップは町沢大雅選手(4年)で、1時間00分05秒でした。
「みんなで(箱根駅伝まで)あと70日間、一緒に過ごしたかった。チームのためにもっと貯金を作るはずが、借金をつくるような走りをしてしまった。
卒業後も陸上を続けるので、この悔しさを忘れずに走ります」
(10月15日 スポーツ報知)
他にも知られていない、種々のドラマがあることでしょう。
速報でのタイムは以下の通りでした。
1位 パトリック・ワンブィ(日大2年)・・58分15秒
2位 レダマ・キサイサ(桜美林大1年)・・58分27秒
3位 鈴木健吾(神奈川大3年)・・58分43秒