とちょう保育園の開所式が9月27日に行われました。場所は都議会議事堂の中で、定員は48人で対象は0歳児から2歳児まで。実際のオープンは10月3日月曜日からです。
開所式というのはいわゆる式典で、保育園に通うお子さんたちが参加する入園とは別でした。本日お子さんたちの姿はもちろん見えていません。
偶然というか当たり前か、小池都知事と川井しげお都議会議長がニッコリ?と並んでいる場面が記念撮影されています。
川井氏は、都知事就任時の「冷たい」対応を巡って話題を呼びました。今日は隣同士に座って少し言葉を交わしたという情報もーー いずれ大人ですから、そこは大人の姿勢を見たいですネ。
本日、とちょう保育園の開所式・内覧会を都議会議事堂1階にて開催しました。小池都知事から式辞、川井都議会議長から祝辞を頂いた後、園の内覧を行いました。待機児童解消のためのシンボル的事業として、子育て環境の充実に寄与していきたいと考えております。 pic.twitter.com/ptuaf5N2vi
— 東京都総務局 (@tocho_soumu) 2016年9月27日
とちょう保育園は、上記のように定員は48名で、24名が新宿区の区民用、24名が都庁や近くの企業に勤める人用、とのこと。
とちょう保育園の保育士の方の求人はどうなっているか。
運営業者は「社会福祉法人 尚徳福祉会」となっています。求人情報を探している方は尚徳福祉会のサイトに詳細があります。
とちょう保育園の求人は概略としてこんな感じ。
◯仕事内容
0歳~就学前の5歳児までのお子様の保育業務全般
【具体的には】
・視診、お昼ご飯、・外遊び、歯磨き指導等…
・プール開き、お店やごっこ、夏祭り、ハロウィンなどの季節の行事やイベントの企画、実行◯勤務時間
7:00~22:00間の8時間実働(休憩60分)
※時間外あり月平均4時間
※シフト制
※日祝はお休み◯給与
月給:185,000円~309,000円※ご経験・スキルによって異なります
基本給:171,000円~295,000円
特殊業務手当:9,000円
調整手当:5,000円◯勤務地
東京都新宿区西新宿2-8-1 「都庁前駅」徒歩5分(ほいくジョブ https://hoiku-job.net/area/tokyo/shinjuku/j11509?dmai=a579ef23cb84af&utm_source=Indeed&utm_medium=cpc&utm_campaign=Indeed より)
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とちょう保育園では、モーニングカフェという朝早く登園する親子に朝食を提供するサービスもあり、紙おむつや衣類洗濯のサービスで「手ぶら登園」も推進するとのこと。利用者は有料ですが。
とはいえ、入園するお子さんはもう決まっています。9月9日(金)までの申込みでした。普通に入所するお子さん(0歳〜2歳)の他に、「定期利用保育」という利用方法もあります。
定期利用の場合も、10月から12月までの申し込みは9月9日まででした。定期利用の対象は「都内在住の方又は都内在勤の生後6か月から小学校就学前までの健康で集団保育可能な子ども」ということで、年齢の対象は、広がります。
「一日の利用定員は2名まで」となっているのが、意外に少ないです。しかしそういう利用方法があります。今後のことは、都庁の公式サイトによると「平成29年1月以降の募集については、11月下旬から12月上旬を予定」だそうです。
新宿駅周辺の朝の混雑を思い描くと、都庁まで子供を連れての出勤は楽ではないでしょう。しかし、待機児童の問題が山積みの現在、「とちょう保育園」に入れたらやはりラッキーなことではないでしょうか。
早朝にお子さんを連れて家を出ないといけないとしたら、時にはモーニングカフェもいいですね。
待機児童という言葉が流行語大賞になると小池知事は挨拶の中で言われたとか。大賞かどうかはともかく、少しでも待機児童がとちょう保育園に限らず、広範囲に解消されることを期待します。