スクーンカップ(月経カップ)について、口コミもたくさん出ています。およそ、慣れたら快適・・といったところ。
薬局で探すよりも、確実に見つかってレビューも参照できたのはアマゾンのサイトでした。
月経カップの「スクーンカップ」がどれくらい有名か、まだよく分かりません。個人的にはこの記事で初めて知りました。第三の生理用品として、注目されるとのこと。
月経カップは経血を吸収するのではなく、膣内でためるタイプの生理用品。欧米では50年ほど前から使われ、特にここ数年で普及してきたという。国内では販売されておらず、個人輸入するしかなかったが、今年3月、医薬品医療機器等法に基づく初めての月経カップ「スクーンカップ」が発売された。
(産経WEST 8月29日より)
上記のように欧米で使われてきた生理用品で、日本では輸入して使う人もいたとのこと。しかし、やはり国内で販売されていないと、使ってみるきっかけもないし、感想も聞かないし、これまで広まらなかったのも分かります。
タンポンを使ったことのない人がいきなり使用するとしたら、すこし慣れるのに時間がかかるかも。しかし慣れたら、装着している感じがしなくなり心地よく過ごせると、ジワジワと評判です。
●スクーンカップは快適か?
上記のように慣れたら間違いなく快適と言われます。
入れている感覚がなく、旅行や水泳などでも、自分の月経サイクルを気にせずに生活しやすくなります。シリコン用品を、畳んで(丸めて)膣に入れて、ピッタリすると漏れずに、匂いもなく使えるので快適。
●スクーンカップは安全か?
タンポンの場合は、長いこと使用していると常在菌の「黄色ブドウ球菌」が繁殖して毒を出す場合があります。
スクーンカップは手術でも使われる医療シリコーンを用いているため、安全性が高く、経血を吸い込むのでなく、膣内でカップにためてそのまま捨てることになります。
●スクーンカップは経済的か?
繰り返しずっと使えますから、ナプキンやタンポンをやめてスクーンカップにしたら確実に経済的。
ただし単価は5000円くらいなので、はじめは購入するのに高い印象かもしれません。数時間か半日後に取り出して、経血を捨て、洗って繰り返し使用します。
(商品の説明に、「次に取り出すまで約12時間そのまま使えます」とあります)
このように第三の生理用品ということで、まだ知名度は低いかもしれませんが、これから確実に普及して行きそうです。初めて使うのに躊躇もありますから、レビューをチェックしましたら、こんな声がありました。
届いたときは、予想より大きいように見えました。しかし使ってみたら大丈夫で、むしろ出す時の方が技術がいります。いずれ慌てずに力を抜いてそのうち慣れてきます。
シリコンカップは思ったより厚地なので、最初は戸惑いました。でも何とかなりました。
出血量が多い日には5〜6時間で溢れそうになりました。しかしタイミングに慣れてくると、毎度、お手洗いにポーチ持参の必要もありません。煩わしさが解消しました。
タンポンを使っているので、入れるのは楽でしたが、初めは咳をするとカップが降りてきそうになりました。しかし、慣れてきて、しっかり押し込むと大丈夫でした。
外出時は洗浄できないので、携帯用の流せるウエットティッシュを使う予定です。取り出すときに、奥に入りすぎて出しにくくなったこともありますが、いきむようにして、出てきました。
量が多い日には、中から漏れてきて、取り出そうにも指が滑って大変でした。多い日は短時間で取り出すようにしています。
取り出すときのほうが大変。カップを凹ませるのにコツが要ります。どうしても出せないときは、入れる時同様に潰してしまい、汚れました。カップを洗うときに、家族のいない時を見はからうと、気を使ってしまいました。
(使った皆さまの感想から抜粋。表現は一部、一般的なものに変えさせていただいています)
当然ながら、スクーンカップ(月経カップ)も、ナプキンやタンポンと比較してメリット、デメリット両方がありそうです。体に関わることですから、個人差はどうしてもあります。試すにしても、満足感には「個人差あり」という前提で使ってみるのがいいかもしれません。