小池百合子都知事が「都のドン」に送り込む(かもしれない?)刺客とは誰になるでしょう? 本当に内田茂氏に2017年の都議選でいわゆる刺客が送られるのでしょうか?
小池百合子氏が「女性初」の東京都知事に7月31日、当選しましたが、自民党都連とどんな関係を築いて都政を運営していくか、都議会を改革できるか、期待が集まっています。
都議会がブラックボックスだと批判して来たのは、意思決定している「一部の人だけ」が的となっているようです。
都連の反発を逆手に取り、出馬会見では不信任案可決を踏まえた都議会の「冒頭解散」をちらつかせた。党都連との対決構図を鮮明にし「一部の人だけで意思決 定している」と批判を続けた。選挙戦終盤には「都連のドン」こと自民党の内田茂都連幹事長(77)への攻勢を強め、聴衆は「小泉劇場」ならぬ「小池 劇場」に引き込まれていった。
(スポニチアネックス 8月1日より)
都連のドンといわれる人物が誰か、もはや明らかです。上記に続き、スポニチアネックス記事のご案内なので「そういう分析もある」というのが、市民として冷静な立場かもしれませんが・・
都民から「圧勝」という信を得て、今度は意思決定や利権構造が不透明だとして「ブラックボックス」と批判してきた都議会にメスを入れる。標的は来年の都議 選での内田氏だ。2005年に小泉氏が仕掛けた郵政解散で東京10区に刺客として送り込まれた小池氏が今度は刺客を送り込む。経験を踏まえ、戦い方を熟知 しているだけに最大の脅威となる。(スポニチアネックス 8月1日より)
来年の選挙ですから、鬼に笑われるかもしれません。しかし2017年に都議選が行われるなら、じつはもうすぐ・・・。さすがに冒頭解散は現実的ではないとして、実際に都議選が始まったら誰が立候補するか、何とも言えません。
刺客うんぬんも、小池氏本人の言葉ではありません(笑)。しかし、選挙になったら、あらゆることが想定できそう・・ タイトルにしておいて恐縮ですが、もちろん「刺客が誰か」は、まったく分かりません。千代田区選出ですから、千代田区で誰が出るか、今後、見えるところ見えないところ両面で動きがあるでしょう。
ところで先日の記事で石原氏親子が「なぜそんなに内田さんの言いなりになっているのでしょうか?」と書いたのですが、落選した内田氏が幹事長ではおかしい、という当然の主張が通らなかった件で、こんな記事を今日、読みました。
しかし、都議会議員の数が圧倒的に多く、多勢に無勢であった国会議員と石原知事は都議会議員の抵抗になすすべがなかった。加えて東京都連の幹事長職は、東京都内の各級選挙の公認権を持ち、業界団体に対しての影響力も強いため、小選挙区選出の国会議員は最後まで抵抗しきれなかったのである。そのときの抵抗も 内田氏本人が前面に出るのではなく、側近で現議長の川井しげお氏が数少ない国会議員の前で机をバンバン叩いて威嚇していたという。私も会派の控え室で「内田先生じゃないとカネ作れないじゃないか!」と凄んでいるのを聞いたことがある。
(『iRONNA編集部』 私は「都議会のドン」内田茂の裏の顔をここまで知っている! より)
(*このページのマーカー等は当サイトによるものです)
ええと、無知なもので「川井しげお」氏とは誰か? と見てみると、あまり芳しくないキーワードが多々見られました。その件は、真相は分からないので何も言えません。いずれ一般論ですが、色々難しい問題というのは起きるものです。
舛添元都知事をなかなか追い込めなかった都議会 議長と“ドン”の意向に逆らえず(デイリー新潮)https://t.co/r2L9ogv5PT
なるほど、内田茂に付き従う、「ミニ舛添」こと、川井しげお というのが議長をやってると。#舛添 #猪瀬直樹
— まがら (@magara_chan) 2016年7月13日
今さらながら山口敏夫氏のコメントです。
弱い者イジメをしたこの都議会のボス内田茂が、オリンピックのドン、森喜朗元総理とタッグを組んでいる悪の枢軸を断ち切るために、私は今回の東京都知事選挙に敢えて立候補したのです。 pic.twitter.com/VqsocNjmPR
— 山口敏夫 (@toshio1040pj) 2016年7月26日
話がずれました。小池百合子都知事が「都のドン」に刺客を送るかどうか、まだ先です。しかし水面下の動きというものがあるとしたら、かなり興味深いテーマです。
ただ、今はともかく都知事選も終わったばかりなので、都政が停滞することなく、各方面で刷新されることを願っています。